お知らせ

  • 2014年4月25日 (金)新ブログに移行しました。
フォト
2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

« 【治療事例】認知症様症状で発症し脳出血で死亡したマクログロブリン血症の1剖検例 | トップページ | 【情報】WMの病理 »

2011年2月 8日 (火)

【雑感】副作用を誰かの責任にするというのは、医療が成り立たなくなるということでございます

 嘉山孝正・国立がん研究センター理事長のおことば。

医と健康のフリーマガジン ロハス・メディカル Lohas Medicalより
イレッサ和解勧告で、国立がん研究センターが緊急会見|ニュース|ロハス・メディカル

 ネクサスの天野理事長と卵巣がん体験者の会「スマイリー」片木美穂代表も,参加されています。

 「リスクと利益を知った上で患者は闘っている」(天野理事長)

 ですよね~。

 製薬会社の声明。

アストラゼネカ :: 革新的な医薬品の提供を通じて日本の医療の進歩に貢献 :: より
アストラゼネカ ジャパン:プレスリリース

 各種学会の声明。

特定非営利活動法人 日本肺癌学会 - 公式サイトより

特定非営利活動法人 日本肺癌学会 - お知らせ

日本臨床腫瘍学会:ホームより

肺がん治療薬イレッサの訴訟にかかる和解勧告に対する見解

日本医学会より

日本医学会 - 肺がん治療薬イレッサ(の訴訟にかかる和解勧告)に対する見解

 予知不能なことについて,過去にさかのぼって責任を問われても。

日本血液学会より

イレッサ訴訟の和解勧告に関する見解

 なんと,イレッサとは直接関係ない日本血液学会までもが,遅ればせながら2月2日に声明を出した。

 今回のイレッサ訴訟において、裁判所は、新薬の市販後に判明した副作用のリスクについて、国が承認審査時点で注意喚起すべきであり、国に過失があって被害が拡大したと判断していると報じられています。患者さんのリスクに対する冷静な判断と、真摯な取り組みが存在することが顧みられず、添付文書に記載があるものについて、国の過失や責任を問うならば、多くの抗がん剤や骨髄腫の治療薬として再承認されたサリドマイドのような薬を国は承認できなくなるのではないかと懸念しています。さらに、訴訟を恐れる企業がこうした薬の開発から手を引くこととなれば、日本において今後必要ながん治療が受けられなくなりかねません。

 訴訟されたくないので,承認しない,開発しないとなるでしょうね。しないわけにもいきませんが,承認に時間がかかる,製薬会社はよっぽど売り上げが見込めるものにしか手を出さないということになります。稀少薬の開発なんて,とんでもない。

しかしながら、今回の和解勧告は、新たな治療法や治療薬の開発を求める多くのがん患者さんの切実な願いを阻むものであり、看過することはできないものと考えます。

 看過できませんとも。

医師関係

aggren0xの日記より

イレッサの記事に、ちょっと一言 - aggren0xの日記

京都新聞について - aggren0xの日記

急性期脳卒中の前線から Doctors Blog 医師が発信するブログサイトより

国民はどちらを望みますか?

イレッサに関する毎日新聞の社説


イレッサ訴訟 結語:医道とは

東京日和@元勤務医の日々 Doctors Blog 医師が発信するブログサイトより

バランスある議論が大切☆ドラッグラグと薬害問題

 原告の主張をそのまま垂れ流すマスコミに対する批判が多い。

新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまでより

イレッサの和解勧告:現場の医師の意見は・・・ - 新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

何人かの病棟を担当している医師が、一面に記載されていたこの記事をみて「こんなこと言われだしたら、医師としてはやっていられませんね」

しかし、我々のような「副作用がある」薬を使用する側から言えば、そんなことを言われても…と思う。

 だよねぇ~。

 患者会

日本骨髄腫患者の会

イレッサ訴訟の報道にふれて|重要なお知らせ|日本骨髄腫患者の会

 ここまで,原告を支持する者なし!
 国と製薬会社が被告だから,医師は中立的立場と思うが。
 ああ,そうですとも。わたしが,情報操作しました。

 副作用があるからワクチン使っちゃダメ!なんてたわごとほざいている自然療法実践家のブログなんて,紹介したくない。
 交通事故を起こさないように,救急車は安全運転しろってか。ゆっくり走っているあいだに患者が死ぬ。

 薬害肝炎訴訟原告は同じ薬害仲間ということで,イレッサ訴訟の原告を支持しています。

MRIC by 医療ガバナンス学会より

薬害肝炎訴訟原告・薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための薬事行政のあり方検討委員会委員
坂田和江
薬害イレッサについて思う

 この事件の問題は、一言で言えば「分かっていた情報がきちんと伝えられなかった」というシンプルなものです。国や企業は患者や現場の医師にきちんとリスク情報を伝えていたとは到底思えません。

 推測ですか。
 それに,薬害イレッサ訴訟は薬害肝炎訴訟とは性格が違うものだし。

上記イレッサ和解勧告で、国立がん研究センターが緊急会見|ニュース|ロハス・メディカルより嘉山孝正・国立がん研究センター理事長の発言。

その理由は、今回のイレッサによる副作用についての訴訟は、これまでの非加熱製剤によるHIV(エイズウィルス)訴訟やB 型肝炎訴訟等の明らかな人為的過誤による薬害被害とは全く異なるからです。

 HIVやB型肝炎の感染は、当時予想することが難しかったものの、他に感染を防ぐ方法は当時もあったと考え、薬害と言えると思います。

 一方、今回のイレッサによる急性肺障害・間質性肺炎は、抗がん剤のほか漢方薬や抗生物質などの身近な薬においても発症する副作用の1つとして知られております。

 新小児科医のつぶやきのyosyanさんが,某タブロイド紙の感情的な社説を槍玉にあげて論理的な分析をされている。

論理的な文章の書き方 - 新小児科医のつぶやき

 最後に,イレッサ薬害被害者の会

2010年9月末時点での死亡者数は,報告されているだけでも819人にも上っています。

 その819人の大部分は,イレッサを使わなくても,そう長い命ではなかったと思われ。
 819人の何十倍もの患者がイレッサで延命できているし。
 被害者の会が薬害だという薬が,いまだに販売され,使われて,多くの患者を延命させている。逆に,使ったがために,不幸なケースも起こりうる。抗がん剤というものは,そういうものである。
 10名中9名が1年余命が伸びて,運の悪かった1名が1年余命が縮んだとしたら,9-1=8で,メリット>デメリットである。

 副作用をだれかの責任にして賠償を求めるより,無過失補償制度の制定を訴えていくのがスジではないだろうか。それとも,純粋にカネ目当てで訴訟を起こしているのだろうか。

MRIC by 医療ガバナンス学会より
Vol.26 イレッサ訴訟を検証して無過失補償を

« 【治療事例】認知症様症状で発症し脳出血で死亡したマクログロブリン血症の1剖検例 | トップページ | 【情報】WMの病理 »

雑感」カテゴリの記事

コメント

同感

>wm-tonpooさん

 そこは,太田同感でしょ。(^◇^;)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501370/50814002

この記事へのトラックバック一覧です: 【雑感】副作用を誰かの責任にするというのは、医療が成り立たなくなるということでございます:

« 【治療事例】認知症様症状で発症し脳出血で死亡したマクログロブリン血症の1剖検例 | トップページ | 【情報】WMの病理 »

重要情報ピックアップ

無料ブログはココログ