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2011年2月17日 (木)

【情報】[お勧め]腫瘍内科医のブログ

 血液内科,腫瘍内科の医師のブログをときおり見かけるものの,忙しいのか,更新が滞ることが多く,そのうち,見に行かなくなってしまいます。

 腫瘍内科医が書き手の,よいブログを見つけたので,お知らせします。

がん治療の虚実

がん治療の虚実
宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。

プロフィール

ニックネーム
    Sho(がん治療の虚実)
性別
    男性
誕生日
    1965年4月1日 0時頃
職業
    その他
職業詳細
    腫瘍内科医

自己紹介

消化器がんを主体とした抗がん剤治療と緩和療法を専門にしています。
もうどうしようもないだろうと言われた患者さんに工夫を凝らした治療を提案してひょうたんから駒を出すことに生き甲斐を感じます。
がんの裏をかくのが趣味。

 たいへん,バランスのとれた内容です。
 ひとつ紹介。

2010-11-01 20:06:22
メディアのがん治療への影響④
テーマ:医療常識の乖離

ドラッグラグという言葉が最近良く報道される。諸外国につかえる抗がん剤がなぜ、日本だけ使えないのかという問題だ。簡単にいうと有望な新規抗がん剤は海外で開発され、日本では認可が遅れるので治療法の尽きたがん患者さんは諦めるか、月に数十万もする個人輸入をしなければならないというものだ。大体行政の怠慢とかシステムが悪いとされる事が多いが事はそう単純ではない。あまり言及されていないが次の大きな事実は認識しておくべきだ。
・マスコミは自らの使命としてコトの問題点だけをあげつらう習性がある。海外にくらべてこんなところが日本の問題だとよくいうが、日本の方が優れているところは敢えて無視している、もしくは比較しようとしない。日本の医療はこんなにいいんだと言ってもインパクトがないからかもしれない。

新しい抗がん剤である分子標的薬は月50万円以上かかるといっても日本の場合高額医療制度があるから月最高約75000円以上はかからない。数ヶ月たてば50000円以下になる。さらに生活保護になれは医療費は無料となる。
アメリカでは7人に一人は無保険で抗がん剤治療は2ヶ月で200万円以上になるから破産する。フードチケットの配布はあっても生活保護は聞いた事ないからどうしても治療したければ製薬企業の勧める新薬の無償治験に参加しなければならないし、関連するCT検査などは自費だ。
ある大統領報道官は大腸がんになり治療費を稼ぐ必要があるからと昔やってたニュースキャスターに復帰すると報道されていた。
言い換えると海外で新薬が急速に開発されるのは治験、臨床試験に参加しないと目玉が飛び出るような費用がかかり参加せざるを得ないからなのだ。むしろ条件を満たして参加できる人はまだマシという現実をマスコミは報道しない。
そんな事実を知らないと日本の開発当事者が怠慢だから救える命が救えないと理不尽な怒りがこみ上げて皆不幸になってしまう。以前にも記載したが、イギリスでは腎不全で透析になったら月数十万円の透析費は自費となる。払えなければ人生諦めるしかないし、胆のうがんでは臨床試験に参加しなければ痛み止めだけの緩和療法を選択するしかないのだ。
結論としては新薬が使えないドラッグラグがあっても日本で治療を受けられる環境の方がマシなケースの方がずっと多いのだ。

>海外で新薬が急速に開発されるのは治験、臨床試験に参加しないと目玉が飛び出るような費用がかかり参加せざるを得ないからなのだ。むしろ条件を満たして参加できる人はまだマシという現実をマスコミは報道しない。

 なるほど,海外では,通常医療の費用が出せないから治験,臨床試験に参加するという人が多い。それで新薬が急速に開発されるのか。
 あまり,こういう観点からの記事を見たことはありません。

>・マスコミは自らの使命としてコトの問題点だけをあげつらう習性がある。海外にくらべてこんなところが日本の問題だとよくいうが、日本の方が優れているところは敢えて無視している、もしくは比較しようとしない。日本の医療はこんなにいいんだと言ってもインパクトがないからかもしれない。

 マスコミとは,そういうものなんでしょうね。

次回からは、くせもの(医学)用語解説シリーズを開始します。
--以下予定している用語、言葉の項目です--
・余命
・科学的根拠
・副作用
・先端治療あるいは最新治療
「がんばらない」
「もう治療法がない」

 「がんばらない」は,鎌田實医師関連でしょうか。
 現在,「余命」の連載中です。先が,楽しみです。

 「近藤誠氏への反論」が23エントリーと多すぎです。
 そんなトンデモ医師,だれも相手にしていない。KO大学は,クビにできないのでしょうか。
 N潟大学も,ニセ免疫療法教授をクビにできないくらいだから,なかなか,むずかしいのでしょうね。

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コメント

ガン治療に関する海外との比較参考になりました。
常にいろいろな視点、情報から物事を見て、
自分なりに判断しないと、間違った方向に進んでしまいそうです。。。

>wm-tonpooさん

 マスコミは,あたりまえのこと,ふつうのことは報道しないので,マスコミが報道することが一般的なことと考えてしまうと,実情と正反対の解釈になってしまいます。

NHKの「クローズアップ現代」でいつだったか、ドラッグラグに関してShoさんと同じようなコメントを聞いてことがあります。

> koharu さん

 そういえば,少し前に,「クローズアップ現代」でドラッグラグやってましたね。
 知っていることなので,見ませんでした。(^^ゞ

お久しぶりです!2ケ月前の結果を報告させて頂きます。IgM4239 ヘモグロビン14.3 A/G比0.8 でした。治療に至らず…引き延ばし作戦です。また来ます!!

>マサさん

 最近マサさんの報告がないなと心配していたところでした。
 20年でも30年でも引き伸ばしてください!そのうちには,完治薬が出るでしょう。

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