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2010年7月28日 (水)

【情報】覚えておきたい、ニセ科学リスト

 本記事の件名は,最近見つけたニセ科学批判のブログにあった記事の件名そのままである。

妄想科學日報より,
覚えておきたい、ニセ科学リスト

 長文なので医学系のみ引用するが,ぜひ,原文を読んでいただきたい。

医学系

医学は勿論科学を元に発達した学問だが、多分に経験的である(=効く理由は判らないが効くことは実証されるような状態)ために似非理論が排除し難いのか、或いは患者への説明が不足する傾向にあるため誤解されるのか、とかくニセ医療がはびこり易い。
ホメオパシー

「病と同じ症状を呈する毒を薄めて薬とする」のだが、希釈度合いを計算してみると最終的に服用する中に元の薬効成分が1分子たりとも含まれていないことになる。何故か希釈すればするほど効果が強くなるらしい。

服用したって無害だ(その代わり薬効もない)が、ホメオパシー信者は往々にして通常の医療措置を否定する点で非常に有害。
予防接種有害論

予防接種のリスク(過去に発生した製造時のミスによる事故や、病原を体に入れるという性質からどうしても避けられない、ごく稀な発病)ばかりを強調し、接種による恩恵を無視する。

また「自然に罹患させないと生涯免疫が続かない」などとして病に罹ることを望む。

予防接種の効果は接種した人間だけの問題ではなく「地域ぐるみで病原が繁殖できなくなることで全体として罹患率が低減する」ことにあることをお忘れなく。わざと罹患するというのは、周囲の感染率を高める危険行為である。
千島学説

「血を造るのは骨髄ではなく小腸である」「細胞は分裂増殖しない。すべての細部は赤血球から変化する」「病源体は特定条件下で自然発生する」など、現代医学を根底から覆すような複数の説の集合。

骨髄移植により造血障害を治療できることや小腸の切除によって造血障害が生じないこと、細胞分裂が観察された事実であることなどから否定できる。そもそも提唱から50年近く経過しても一向に証明されないこと自体、説として欠陥があるのではないかと考えるのが普通ではないかと。
経皮毒

皮膚から毒性物質が吸収されて内蔵に蓄積するという説。経皮吸収される物質があること自体は否定しないが、主に「シャンプーには毒が含まれているので、出産時に子宮からシャンプーの匂いがする」などという脅迫めいた説明とともに「安全なシャンプー」を売り付けるためのデマ。

仮に経皮吸収される毒が入っているなら、まず最初に頭皮付近から症状が現れるはずで、内蔵中最も遠い子宮に強く影響する筈がない。
デトックス

「フットバスに足を漬ける」「足の裏にシートを貼る」「デトックス効果のあるものを飲んで排泄する」などの手法で体内毒を排出するという主張。

排泄はそもそも体内の不要成分を廃棄するためのものなので確かに(毒かどうかはともかく)排出されてはいるのだが、足からの排出については単なる化学反応で変色しているだけで毒は吸い出されない。
白金ナノコロイド?

白金の触媒効果を利用して活性酸素による酸化作用を還元するという触れ込み。白金に還元作用があること自体は確かだが皮膚に塗布したり飲用して効果があるかどうかは確かめられていない上、毒性なども確認されていない。金属微粒子なので体内に蓄積され悪影響を生ずる可能性がある。

きちんと確認されれば非科学でなくなる可能性はあるが、検証を怠っている以上はニセ科学であり、生命の危険すら否定できないので注意。
血液サラサラ

大元となった研究自体は真面目なものだが、単純に「サラサラなら健康/ドロドロなら不健康」などと言えるようなものではないことに注意。サラサラ/ドロドロは血小板や血球の量などによって変化するが、いずれも必要成分であり少ないのも正常でない。

また検査と称して顕微鏡映像を見せる際、カヴァーガラスへの加圧具合によって血球の重なり具合を調整できるため、「重なりの多い状態を見せる→何らかの健康器具を使わせる→重なりの少ない状態を見せる」という手法で器具に効果があるように見せかける詐欺が横行して問題になった。
血液クレンジング療法?

静脈血を採取→オゾンを吹き込んで酸化→体内に戻すことで、「どす黒い血が鮮やかな赤に変わる」(酸素を与えているのだから当然だが)視覚的効果を利用して「血が綺麗になった」と錯覚させるもの。

オゾンは有毒だからこれは単に血液にダメージを与えているだけだし、一度採取したものを戻す点で細菌感染などのリスクも考えられる。
ゲルマニウム

「37℃付近でゲルマニウムから電子が放出されて云々」というので、ローラで肌をなでているだけで張りが出るとかなんとか言われているがまったくのデマである。

常温程度で電子が放出されるような金属なら、お手元に届く前に完全に電子を失ってしまうだろうし、電子を受け取った肌がすべすべになる理由もない。
癌克服術

副作用の強い抗癌剤治療も放射線治療も拒否し、それどころか病巣摘出すら拒んで食事療法やら波動水やら謎の代替療薬やらで癌を克服する方法。無論すべてニセである。

癌といっても性質も進行度も様々で、偶々治療せずに自然治癒してしまうこともある。それを自分の開発した新しい健康法によるものと勘違いするのは結構だが、それを大々的に広めることで被害を拡大するのはやめて頂きたいものだ。
ミラクルエンザイム?

「独自の食事療法」の理論的根拠として「酵素の消費量に寿命が左右される」という仮説を立て、それを実証もせずに「あらゆる酵素の元となる物質」として仮定したもの、らしい。つまり根拠のない療法の、根拠のない仮説により定義された謎物質。
ゲーム脳

ゲームが脳に影響をもたらすこと自体は事実だが、それは本や映画、音楽、あるいは運動などの影響と大差ない。

なにより提唱者自身が脳波がどういうものでどう測定しどう評価すべきか知らない素人というのが問題。

実際、ゲームによる悪影響とする状態と同様の脳波を、別のことをしたときには良い状態と判定するなど、かなり恣意的であり非科学的な判断に満ちている。

科学系
(略)
マクロビオティック

菜食主義に陰陽思想を取り入れたような食養主義。

発生当時としては先進的な部分もあったり、食事療法的効果もあるのだが、如何せん理論はおろか経験的判断による主張でもなく、多分に思想的な判断から発生しているので受け入れには注意が必要。
(略)

>癌克服術

>副作用の強い抗癌剤治療も放射線治療も拒否し、それどころか病巣摘出すら拒んで食事療法やら波動水やら謎の代替療薬やらで癌を克服する方法。無論すべてニセである。

 すべて,ニセなのだ。

>癌といっても性質も進行度も様々で、偶々治療せずに自然治癒してしまうこともある。それを自分の開発した新しい健康法によるものと勘違いするのは結構だが、それを大々的に広めることで被害を拡大するのはやめて頂きたいものだ。

 ほんっと,やめていただきたい。
 しかし,ニセ医療首謀者というのは,勘違いというより,すべてわかった上での,営利目的のサギではないだろうか?

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