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2009年12月の7件の記事

2009年12月25日 (金)

【雑感】トンデモ療法

 最近ネタ切れのため,【雑感】で失礼します。
 ご容赦を。

 眉に唾して,トンデモ療法サイトをいくつか見たが,だいたい,同じようなつくりである。

(1)NPO法人となっているところが多い
 いまどき,NPOは任意団体よりも信用できると思っている手合いはいないと思うが。
 認可時に役所の審査があるが,書式が整っていれば認可される。業務内容についての審査ではない。
 会社を設立するよりもNPOがかんたんだ。
 NPO法人のほとんどは,営利企業である。

(2)会長は不治のがんからの生還者
 会長なり理事長なりの,会の創始者は,不治のがんを○○療法で完治させた。

(3)トンデモさんはトンデモさんとなかよし
 トンデモ医師・教授・ジャーナリストと仲がよい。
 複数のトンデモ会で,講演会講師,会の顧問等に,同じ名前が出てくる。
 N潟大学大学院A保教授,F田医師,F瀬俊介…
 A保教授は,あちこちで名前が出てくるけど,N潟大学大学院教授の肩書きを出してのトンデモ商売,大学から懲戒処分を受けないの?

(4)治った話しかない。
 治らない事例はない。
 しかし,これは非常に不自然である。
 治らなかった事例がないことはないが,その場合は,○○療法をやる前に,手術・放射線・抗がん剤の三大療法をやりすぎたのが原因とされている。
 治れば○○療法のお陰,治らない場合は西洋医学のせい。まっこと,都合のいい解釈である。
 ○○療法で治ったというが,○○療法と同時に行った手術なり,抗がん剤なりで治ったのかもしれない。何万例に一例くらい自然治癒というのもあるそうである。
 玄米食をはじめた時期とがんが治った時期が一致したからといって,なぜ,玄米食でがんが治ったといえるのだろう。
 「月曜日に雨が降った」からといって「月曜日だから雨が降った」とはならない。月曜日と雨の相関関係を検証するためには,大量のサンプルが必要である。
 K竹さんひとりのサンプルでは,なんの推定もできないのである。K竹さん以外に玄米食でがんが治ったと信じる者が何人か集まっても,やはり,玄米食でがんが治るという推定はできない。玄米食でがんが治らなかった大多数のひとたちが統計にはいっていないからである。
 インターネットによるアンケートで調査したところ,日本におけるネット普及率は100%だったというネタがあるが,それと同じである。
 宝くじ一億円当選者が集まって,「宝くじ一億円当選者の会」を結成し,宝くじは儲かると宣伝しても,なんの信憑性もない。

《関連記事》
【雑感】宝くじは儲かるか

 トンデモ会の主催者や幹部が,○○療法に効果があると信じて,がん患者を救いたいと思うなら,公正な第三者の評価を受けるべきである。
 そして,○○療法の有効性を科学的に証明するべきである。そうなれば,多くのがん患者が救われる。
 それをしないで,自サイト内でいくら有効性をうたっても,トンデモ会主催セミナーを開いても,客観的評価はできない。
 真にがん患者を救う活動をしないで,ただ,入会者から会費を徴収するだけでは,営利目的でやっているというそしりはまぬがれない。

2009年12月18日 (金)

【治療経過】2009年12月Season2

P1010347

<前回までのあらすじ>
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(2007年6月診断告知・病名:原発性マクログロブリン血症=リンパ形質細胞性リンパ腫(低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の一種)・形質細胞6%(2007年6月)→2007年7月よりアルキル化剤シクロホスファミド(50mg/day)13週間服用→2007年10月IgM値改善のため休薬→8週間毎検査にて経過観察続行→2008年11月~2009年2月IgM値悪化のためMP療法(メルファラン計120mg)→2009年2月IgM値改善のため休薬→8週間毎血液検査→2009年10月4週間毎血液検査→2009年11月~12月週1回リツキシマブ630mgを4クール
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 リツキサン終了後,2週間。
 ヘモグロビンは,自己記録を更新しました(6.8)
 IgMは自己の持つ世界記録を更新!
 IgM高値の対策として,エンドキサン(シクロフォスファミド)50mgを毎日1回服用します。

<血液検査結果抜粋>
chart20091216
Chart20091216

2008MP-2009休薬
2008mp2009

chart2007休薬-2008休薬
Chart20072008

chart2007診断-cyclo
Chart2007cyclo

2009年12月14日 (月)

【病中閑あり】2009年花をたずねて三千里最終回・横浜マリンタワーといちょう並木

(1)プロローグ
 最後に横浜マリンタワーに昇ったのはいつか記憶がないが,少なくとも30年以上前のことになる。
 近くの山下公園は,ちょくちょく訪れていたが,有料施設に,そう何度も行くモチベーションがない。

 そうこうするうちに,経営悪化のために,マリンタワーは,氷川丸もろとも,2006年12月25日で営業を終了してしまった。東京タワーに比べて,かわいそうな身の上である。
 マリンタワーが営業終了する前に一度行っておきたかったのだが,告知から終了まであまり日にちがなかったため,果たせなかった。
 さて,うれしいことに,Y150だかなんだか知らないが,横浜港開港150周年(ちゅうとはんぱ!)に合わせてマリンタワーの営業が再開された。

横浜マリンタワー

 これに合わせて,見物の旅に出ることにした。
 wikiによると,灯台の機能は廃止されたとのこと。

横浜マリンタワー(wiki)

 今回は,厳密に言えば花ではなく黄葉であるが。
 昨年の,根岸森林公園&三渓園紅葉狩りの帰りに寄ったのだが,すでに日没時刻になっていた。12月上旬は,一年のうちで,いちばん日没が早い時期なのだ。
 大桟橋,山下公園,港の見える丘公園といったエリアは,いつ行ってもいいが,とりわけ,晩秋の落ち葉舞い散るいちょう並木道がいちばん好きである。

かながわの景勝50選
山下公園といちょう並木(横浜市)
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大桟橋入口から山下橋までいちょう並木が続く海岸通りは、幕末・開港期から明治の中頃にかけて、外国人居留地のメインストリートだったところだ。当時の建物は、現在戸田平和記念館となっている「英七番館」ぐらいしか残っていないが、どことなしに近代横浜の歴史をひめた格式が感じられ、エキゾチックなムードがただよっている。
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(2)怪獣は新しい建物が好き

決行日:2009年12月12日(土)
目標:横浜マリンタワーおよびいちょう並木
予定ルート
 JR関内駅→日本大通りいちょう並木→復元されたらしい象の鼻地区→山下公園いちょう並木→横浜マリンタワー→みなとみらい線元町・中華街駅

 ウェザーニュースの紅葉情報では,山下公園いちょう並木は,すでに「落葉」となっていた。数日前までは「散り始め」だったので,まだ,完全には丸裸にはなっていないだろう。
 ほんとうは,一週間前が,いちばんベストだったのだが,リツキサンの副作用による発熱のため,おとなしくしていなければならなかった。

 だが,行ってみると,前日の雨がたたってか,日本大通りも山下公園も,いちょうはほとんど丸裸になっていた。

《日本大通りの奇跡の一本》
 なぜか,この一本だけが,葉をつけていた。
P1010311

 日本大通りの終端で象の鼻パークに突き当たった。
横浜市トップメニュー  > 港湾局  > 象の鼻地区(象の鼻パーク)

 象の鼻パークでは,しきりと港内遊覧船の呼び込みをやっていた。11時30分に出るそうだ。時計を見ると,11時13分。ちょうどいい。まったく予定外だったが,乗ることにした。所要時間約45分で料金が1,000円。
 歩かないでいいので,ラクチンである。
 象の鼻パークを一周してから,乗船。
 前回というか,ただ一度,横浜港遊覧船に乗ったのは,高校の夏休み実習だった。あれから幾星霜,横浜博が開かれ,跡地がみなとみらい地区になり,ランドマークタワーが建ち,すぐにゴジラとバトラの戦いで破壊され…

《上甲板をにぎわす乗船客たち^^;》
P1010314

《なぜか風力発電,一機だけ》
P1010321

《田子の浦ゆ》
P1010330

《さとうのふるさと?》
 佐藤栄作,佐藤B作,…
P1010333

《ベイブリッジ》
P1010336

《氷川丸》
P1010340

 45分間の航海を終了して,船は,大桟橋に到着した。
 ベイブリッジ潜りまであり,けっこう,楽しめた。お勧めである。

京浜フェリーボート株式会社

遊覧コース図

 最終目的地のマリンタワーに向かう。

《山下公園いちょう並木》
 トホホ…
P1010341

《横浜マリンタワー》
 マリンタワーはこじゃれたシルバーに塗り替えられたが,わたしは,むかしの紅白のほうが好きである。
P1010346

《横浜マリンタワー展望台より望む富士山》
 けっこう近くに見えるものである。ズーム撮影^^;
P1010343

 みなとみらい線元町・中華街駅より帰宅。
 みなとみらい線元町・中華街駅みなとみらい駅区間は,初乗り区間。みなとみらい線全線乗りつぶしも達成した。
 結局,ことしも,黄葉のいちょう並木は見られなかったが,また来よう。

2009年12月 9日 (水)

【情報】米国血液学会ASH2009始まる

 12月5日に米国血液学会ASH2009が始まった。
 発表の概略は,癌Experts:日経メディカル オンラインで知ることができる。

「新着情報@癌Experts」の12/06以降を参照されたい。

 個人的には,日本でももうすぐ使えるようになりそうなベンダムスチンに期待しております。

「ベンダムスチンが日本人の低悪性度B細胞リンパ腫とマントル細胞リンパ腫に高い効果」(12/08) - その他の癌
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小椋氏は、「単剤でここまで高いCRが出るのは画期的なこと。ドイツのグループがR-CHOPよりもR-ベンダムスチンの方が良いことを発表しており、日本でもファーストラインとしてR-ベンダムスチンが使われるようになるだろう」と語った。
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 ドイツのグループの発表は,これです。

ベンダムスチンとリツキシマブの併用はR-CHOP療法よりも非ホジキンリンパ腫患者の無増悪生存期間を延長(12/09) - その他の癌

 R-CHOP,CHOP体験者のブログを読み逃げすると,ヅラかスキンヘッドは必須のよう。R-ベンダムスチンなら,脱毛は軽微のようですね。

2009年12月 8日 (火)

【業務連絡】免疫療法のマンガ

 

ライフボートのマンガに新作が登場しました。
 免疫療法関係の二点です。
 『がん免疫療法はまだ臨床研究の段階です』
 『研究段階の治療は受けるなら臨床試験で』

 ライフボートのサイトにある解説がわかりやすいので,そのままパクリます。
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新作です、免疫療法のマンガ
 バイブル本商法で一世を風靡したアガリクスに代わり、今は活性化リンパ球療法のような免疫細胞療法の宣伝が盛んです。

 学習交流会では必ずといっていいほど「がん免疫療法は効きますか」という質問が出ます。それに対しては「新聞や本に広告を出して宣伝しているものはインチキです」とお答えしています。

 けれど免疫療法の仲間に入るものの中にはちゃんとした医療もありますし、がん治療の進歩につながりそうな研究もあります。どの療法のことなのか、免疫療法とひとことで言われただけでは、効くのかインチキなのか本当は言えません。

 免疫療法の世界のこの複雑なありように乗じて、一部の企業や病院がたくみに金もうけをしているのが現状だと思います。
 新作マンガの『研究段階の治療は受けるなら臨床試験で』と『がん免疫療法はまだ臨床研究の段階です』は、免疫療法に関心のある患者さんが金もうけの餌食にならないようにと作ったマンガです。早わかり教材として医療者のみなさまにも役立ちそうな気がします。免疫細胞たちのオリジナルキャラクターがかわいいですよ!

・がん免疫療法はまだ臨床研究の段階です
・研究段階の治療は受けるなら臨床試験で
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 副作用の少ない免疫療法で治療したいなどと言って,ちまたの○○クリニックに頼ろうとする患者がいる。
 いいおとなが,なにを言っているのだろう。
 副作用が少なく,治療効果が大きい治療法があれば,みなそれに殺到するはずである。それがそうなっていないというのは,治療効果が小さいからだとは思わないのだろうか。
 新聞や本に広告を出さなければ患者が来ないような○○クリニックに命を預けるのか。ほかに,打つ手がないとなったら,ダメ元でやってみるのもありだが。

 副作用が1で治療効果が2の療法があるとする。メリットとデメリットの差は,2-1=1である。
 副作用が10で治療効果が20の療法があるとする。メリットとデメリットの差は,20-10=10である。
 さらに,副作用が1の療法は,副作用が10の療法の10倍の料金がかかるのである。
 どちらを選ぶのかということである。

 もし,世の中にうまい話はないという常識に欠けるお知り合いが,トンデモ免疫療法にはまりそうでしたら,このマンガを読ませてあげてください。

2009年12月 7日 (月)

【治療経過】2009年12月

<前回までのあらすじ>
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(2007年6月診断告知・病名:原発性マクログロブリン血症=リンパ形質細胞性リンパ腫(低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の一種)・形質細胞6%(2007年6月)→2007年7月よりアルキル化剤シクロホスファミド(50mg/day)13週間服用→2007年10月IgM値改善のため休薬→8週間毎検査にて経過観察続行→2008年11月~2009年2月IgM値悪化のためMP療法(メルファラン計120mg)→2009年2月IgM値改善のため休薬→8週間毎血液検査→2009年10月4週間毎血液検査→2009年11月週1回リツキシマブ630mgを4回
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 リツキシマブ(リツキサン)の4回目(最終回)の点滴に行ってまいりました。

 ヘモグロビンは,要輸血ギリギリです。(7.2)
 IgMは驚異の7891!World Record?
 早く効いてこいネズミのエキス。

<血液検査結果抜粋>
chart20091203
Chart20091203

chart2007休薬-2008休薬
Chart20072008

chart2007診断-cyclo
Chart2007cyclo

2009年12月 1日 (火)

【病中閑あり】2009年花をたずねて三千里・六義園

1.プロローグ
 六義園は,名前だけは知っていたものの,東京のどのへんにあるかは,曖昧模糊であった。
 「公園へ行こう!」「庭園へ行こう!」で,所在地が判明した。

庭園へ行こう!ホーム > 公園・庭園を探す > 六義園 > 概要

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 六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。
 六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。

 庭園は中之島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
 明治時代に入り、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
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2.ろくぎえんと読まないで
決行日:2009年11月7日(土)
目標:六義園
 六義園は,JR・地下鉄南北線「駒込」駅をはさんで,旧古河庭園と反対側にあるが,じゅうぶん徒歩圏内である。そこで,旧古河庭園踏破のあと,寄ることにした。
 残念ながらこの時期は,特に見るべき花もないようである。

《もう3週間もすれば紅葉が見ごろになるのだろうか》
P1010296

《峠よりはるか下界を見下ろすの図》
P1010299

 踏破距離は旧古河庭園より長いものの,花の鑑賞時間がない分早く済み,やはり,1時間で踏破完了した。

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