お知らせ

  • 2014年4月25日 (金)新ブログに移行しました。
フォト
2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

« 【病中閑あり】2009年花をたずねて三千里・神奈川県立東高根森林公園編 | トップページ | 【情報】全国地域がん登録を用いた原発性マクログロブリン血症の罹患率 »

2009年7月22日 (水)

【治療事例】Rituximabが奏効した原発性マクログロブリン血症の2例(NTT関東病院血液内科)

独立行政法人 科学技術振興機構様ご提供のJ-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)より

 「臨床血液」誌Vol.46(2005.10.30)よりの登録。NTT関東病院血液内科における症例。

抄録:原発性マクログロブリン血症(WM)では腫よう細胞がCD20陽性であることが多い。われわれはrituximabが奏効したWMの2例を経験したので報告する。【症例1】78歳男性。貧血を主訴に1997年当科を紹介受診した際,血清IgM-κのM蛋白を認め,IgM6100mg/dlで,原発性マクログロブリン血症と診断した。2002年に貧血による心不全を合併し,rituximabを投与したところ,以後IgM値は200mg/dl前後を約2年半維持し,貧血も改善した。【症例2】59歳男性。1998年健診にてIgM4850mg/dlと高値を指摘され当科を受診し,血清IgM-κのM蛋白を認め,WMと診断した。以後cyclophosphamideでコントロールしていたが再燃を認め,2004年にrituximabを投与したところIgM 値は995mg/dlまで低下しpartial responseを得た。 (著者抄録)

抄録の全文

 有料サービスを申し込めば,全文入手できるようです。

《私的感想》
 またもや,リツキシマブです。
 症例1は,1997年薬名不明→2002年リツキシマブ→IgM200mg/dl前後を約2年半維持
 症例2は,1998年シクロホスファミド→2004年リツキシマブ→IgM995mg/dlまで低下
 年経過で見ると,論文作成時(2005年前半?)には,まだ上記のIgM値を維持していたような感じです。
 最初からリツキシマブを使わなかったのは,リツキシマブ登場前だったからなのでしょうか。リツキサンの添付文書には,販売開始2001年9月とあった。
 抄録では,いまいち治療経過がわからないので,機会があれば,図書館で「臨床血液」を閲覧してきたいと思います。
 って,蔵書検索してみたけど,行けそうな公立図書館にはないや。医学部付属図書館か国立国会図書館なら,あるのだろうけど。

« 【病中閑あり】2009年花をたずねて三千里・神奈川県立東高根森林公園編 | トップページ | 【情報】全国地域がん登録を用いた原発性マクログロブリン血症の罹患率 »

治療事例」カテゴリの記事

コメント

確かに症例は、余り無いですね。と思っていたけれど、今回紹介いただいた、臨床血液の中を検索してみると、キーワード、マクログロブリンで37件、macroglobulinemiaで64件の症例がのっていました。有るところには有るんですね。
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/rinketsu/-char/ja

追加
リンパ形質細胞性リンパ腫、lymphoplasmacytic lymphomaで2、3件(重複あり)の症例もありました。
すごいのは、LPLでWMでない伝説的症例を発見したことです。

更に追加。
Abstractは、古いものは英語、1990年頃から日本語になっています。
また、理由不明ですが、vol.41~46は見られないみたいです。

IgM-MMについては、
骨破壊性病変と形質細胞の腫瘍性増殖を伴つたマクログロブリン血症の2例
血清IgGおよびIgAの減少を認めなかったIgM骨髄腫の1例

IgMアミロイドーシスに関連しては、
マクログロブリン血症を伴なったアミロイドーシスの1例
高Ca血症,腎不全,全身性アミロイド症を認めた原発性マクログロブリン血症
孤立性結節型肺アミロイド症にて発症した限局型原発性マクログロブリン血症

といった症例がありました。

Abstractのみでは、詳細不明なところがあり、あまり役立たないような気もします。

しかし、前に、私の症状について、色々症例を調べてみた、と説明を受けたことがあるので、血液内科には、臨床血液等の雑誌のバックナンバーがそろっており、医師が同様の検索方法により、本文を参考にしている可能性は有ります。

>kaitjn8さん

 情報ありがとうございます。
 「臨床血液」ONLINEはチェックしたのですが,スタートページに「ログイン時に必要な購読者№とパスワードは会員ID・パスワードをご利用ください。」とあったので,そこで,あきらめてしまいました。
 Abstractだけなら,会員でなくても閲覧できるのですね!
 じっくり,読ませていただきます。
 ○○病の併発だの,あまり,読みたくないものもありますが,まれなことだから報告するのだと,解釈します。
 WHO分類では,LPL=WMとなっているはずですが,いろんな流派があり,結局のところ,よくわかりません。光は,波動か,粒子か,みたいなものですかね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501370/45710341

この記事へのトラックバック一覧です: 【治療事例】Rituximabが奏効した原発性マクログロブリン血症の2例(NTT関東病院血液内科):

« 【病中閑あり】2009年花をたずねて三千里・神奈川県立東高根森林公園編 | トップページ | 【情報】全国地域がん登録を用いた原発性マクログロブリン血症の罹患率 »

重要情報ピックアップ

無料ブログはココログ