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2009年6月20日 (土)

【情報】慢性が急性よりも予後良好ともいえない

 原発性マクログロブリン血症は,ゆっくりと進行する病気である。
 いままで,慢性疾患は急性疾患よりも予後良好と思っていたのだが,悲しいかな,そうともいいきれないことを知った。

血液の病気本紹介で紹介した「「病気がみえる」シリーズ〈vol.5〉血液」に書いてあったこと。

 それでは,ページ124「非Hodgkinリンパ腫」のページをお開きください。

(1)非Hodgkinリンパ腫は,aggressive lymphomaとindolent lymphomaに分けられる。(注)aggressive lymphomaは急性リンパ腫,indolent lymphomaは慢性リンパ腫とでも訳すのでしょうが,原文のままにしておきます。
(2)aggressive lymphomaは経過が速く,早急に治療が必要だが,いったん治療に反応すれば治癒が望めるものが多い。一方,indolent lymphomaは慢性に経過し,治療には一時的に反応するが,再発と寛解を繰り返し,治癒は望めないものが多い。
(3)aggressive lymphomaでは発症から年月が経つと生存曲線が平坦になり治癒が得られたと考えられる時期が来るが,indolent lymphomaではそれ以降も生存曲線は低下し,10年以降では曲線は交差してしまう。

 同ページには,aggressive lymphomaとindolent lymphomaの生存曲線のグラフがあります。
 グラフからaggressive lymphoma vs indolent lymphomaの経年変化を読み取ると,こうなります。
(1)5年後生存率40%vs70%でindolentチーム圧勝!
(2)13年後生存率35%vs35%で引き分け。
(3)20年後生存率35%vs20%で大逆転,aggressiveチーム完勝!

 aggressive lymphomaの場合,5年間生き残れば,完治宣言できそうですね。

 近年では,有名人の中にも,吉井怜さん,渡辺謙さん等,白血病を克服して,復帰したひとが何人もいます。本田美奈子.さん,「カンニング」の中島さんは,残念でしたが。
 白血病は,ちょっと前までは不治の病とされていた記憶があります。夏目雅子さん時代。美人がかかる病気というイメージ。美人薄命。
 一方,慢性疾患である多発性骨髄腫は,「治癒がむずかしい」というのが決まり文句です。
 こういうことなのですね。

 さて,だいぶ引用が長くなってしまい,申し訳ないので,宣伝しておきます。
 「「病気がみえる」シリーズ〈vol.5〉血液」はよい本なので,ぜひ,お買いあげください。原発性マクログロブリン血症の解説は3ページのみですが,非Hodgkinリンパ腫が4ページ,多発性骨髄腫が6ページあります。
 以前の紹介記事で,価格を書き忘れていました。3000円+税です。 ちょと高い?
 定額給付金で,ぜし!

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