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2009年4月13日 (月)

血液の病気本紹介

「病気がみえる」シリーズ〈vol.5〉血液

 ネットで得られる断片的な知識を補完する本が一冊が欲しいなぁと感じていた。
 医学書コーナーをひやかしたら,よさそうな本を見つけたので買ってしまいました。
 医学専門書コーナーにあるけど,血液学の専門書ではありません。
 「病気がみえる」シリーズは,医学生等の医療関係者を対象に,豊富な写真とイラストを使って,各分野の病気をわかりやすく解説したものです。
 医学生は,まだ,しろうとだもんね。

<購入理由>
(1)写真とイラストが豊富で,理解しやすい
(2)刊行日が最近(2008年11月)
 いくら,いい本だと言われても,刊行後3年以上たったものには,手が伸びない。日進月歩の世界だけに。
(3)原発性マクログロブリン血症についての記述がある
 なんと,単独項目として3ページも!業界初!?
 活字で「原発性マクログロブリン血症」を見たのは初めてです。
-----amazonより引用整形-------------------------------------------
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
貧血、白血病、悪性リンパ腫、DICなどの血液疾患を豊富な写真とイラストで完全ビジュアル化。血液がみえる!みて理解する。

<書誌情報>
    * 単行本: 204ページ
    * 出版社: メディックメディア (2008/11)
    * ISBN-10: 4896322533
    * ISBN-13: 978-4896322538
    * 発売日: 2008/11
    * 商品の寸法: 25.6 x 18.4 x 2.2 cm
<目次>
血液総論
赤血球
赤血球の異常
白血球
造血器腫瘍
急性白血病
骨髄系腫瘍
リンパ系腫瘍
造血幹細胞移植
止血機構
止血機構の異常
血液型と輸血療法
-----------------------------------------
<読後感>
(1)血液のしくみは,非常に精緻,複雑怪奇
 ネットの断片情報だけでは,ちんぷんかんぷんだったのは無理もない。ネット情報には,イラスト入りの解説記事は少なく,内容の理解が進まない要因のひとつと思う。
(2)血液の病気は種類が多い
 血液の病気は種類が多いというのは,以前から感じていたが,あらためて実感した。
 複雑なしくみだけに,多数の構成要素のひとつでも故障すると,機能を維持できなくなる。構成要素が多いために,故障の現象も,多種多様に渡るのだろう。
(3)ネット情報の穴埋めに最適
 わたしの知識はネットで得た断片情報の寄せ集めなので,あちこち,抜けているところがある。
 たとえば,骨髄腫治療でよく聞く「地固め療法」,なんとなく雰囲気で意味を想像していたが,正しい意味がわかりました。
(4)原発性マクログロブリン血症と多発性骨髄腫の違いがわかる
 原発性マクログロブリン血症が単独項目として存在する。3ページも。でも,どうせなら,3ページに続く白紙ページも使ってほしかった。
 過粘ちょうによりソーセージ状になった眼底血管の写真は迫力がある。
 多発性骨髄腫についてのありがちな資料のように,記述の末尾に付け足し程度に書かれると,どれが原発性マクログロブリン血症にあてはまって,どれがあてはまらないのか,わからない。多発性骨髄腫と原発性マクログロブリン血症の違いの表もあるので,わかりやすい。
 多発性骨髄腫の標準治療としては,(1)抗がん剤(2)移植が挙げられているが,原発性マクログロブリン血症の方は,(1)抗がん剤(2)血漿交換となっている。原発性マクログロブリン血症に関しては,移植は標準治療になっていないのだろうか。血漿交換は対象療法だしなぁ。って,不治の病については,すべてが対症療法なんですが。
 独立した原発性マクログロブリン血症項目がありながら,非ホジキンリンパ腫の項目でも,その中の一種類として原発性マクログロブリン血症が,登場している。
 鳥のようでもあり,けもののようでもあり。コウモリかよ!

 患者が血液のしくみを知ったからといって,即,治療に役立つものではないが,知れば,とりあえず気が済む。

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