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2007年12月 3日 (月)

家庭医学書コーナーで

 大きな書店の家庭医学書の書棚に行くと,がん関係だけでも,数十冊が並べられている。

 「××療法で,末期がんが治った!」というようなサブタイトルを持つ本がずらっと並んでいる。著者は,ほとんどが,なんとかクリニック院長やらなんとか大学教授というような肩書きを持つ医師である。
 これだけ多くのすばらしい療法があれば,もう,がんで死ぬ人間はいなくなるはずである。

 それらの本の構成も,だいたい似かよっている。
 まずは,手術,抗がん剤,放射線の三大療法への批判。
 次に,革命的な××療法の紹介。
 それから,何人かの患者の体験談の紹介。もちろん,全員が,絶大な治療効果に感謝している。
 巻末には,××療法を受けられるクリニックの紹介,WebサイトのURL。

 しかし,そんなすばらしい方法があるなら,なぜ,世に広めようとしないのだろう。
 著者あるいは著者の関係者が経営するなんとかクリニックでおこなわれる自由診療しか治療の機会がないなら,多くの患者は地域的,経済的理由で治療を受けられない。
 論文を発表して,第三者の評価を受けて,臨床試験をやってとステップを踏んでいったら,何年もの時間がかかるので,とうめん,なんとかクリニックで診療するのはしかたがないだろう。しかし,大部分の××療法の考案者は,××療法を世に広めようとはせずに,なんとかクリニックでの診療のみを続けているようだ。
 本に書かれているような崇高な思想とは逆に,営利目的でやっているようにしか見えない。

 素人向けの本を書く時間があるなら,論文を書け。
 「☆☆自律神経免疫療法」で引用した「がん治療情報-wikiデータベース」の安保徹教授批判の記述は,その他の××療法の考案者にもあてはまる。

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